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ドーム天井 風船撤去
ドームの天井にイベントで使用した風船が...50個以上
ガスが抜けたら落ちてくるはずが、紐がひっかかり垂れ下がって..
こうなると、どうしようもありません。

高所作業車・足場も無理
早速出動です。クライマーにとっては、けっこうわくわくする仕事です。
地上20m
駅と直結したショッピングゾーンなので、1日中人通りが絶えません。限られた時間で安全確保を十分に行いながらの作業が求められます。

屋上点検口からドーム部へとりつき、天井トラスを伝いながらの作業です。

今回は、ぶら下がる事はありませんが、ロッククライミングのトラバース技術で安全を確保しながら作業します。

常にロープで確保しているので、万が一足をすべらせても絶対に転落する事はありません。
ロッククライミングでは、クライマーとビレイヤー(安全確保支援者)に別れ、トラブル時には、ビレイヤーがサポートします。

最初に、メインロープを張る作業は、一般のロッククライミングと同じようにビレイヤーがサポートしますが、実際の作業が始まると安全確保は、基本的には自分で行います。

風船の位置によっては、どうしてもロープにぶら下がる必要があるかもしれないので、あらゆるケースに対応できる装備をもって作業をします。途中までロープで降り、作業後そのまま上まで登り返す等、自由自在です。

通常のロッククライミングテクニックと業務用ロープクライミングテクニックの総合力が問われます。

とにかく安全第一。見る人に不安を与えない事も重要です。

部分的にテントが..
内側にテントが張ってあるだけで、随分と安心感は増しますが、強度的にはほとんど無いと考え、踏んだり乗る事は厳禁です。

けっこう微妙な位置に風船がたれさがっています。
安全確保
天井部分のトラスには埃が積もっていて、すべりやすいので要注意です。ランニングビレイ・リビレイ等、安全確保の手順はいつでも同じです。

万が一足をすべらせて、ぶら下がってしまっても、自力で登り返せる装備と技術があります。
いろんなところに
イベントでは、よろこばれる風船もドーム内となると、けっこうやっかいな事になります。

ふわふわと思わぬことろまで、入り込んでいます。


はい、このとおり、2名で約3時間で終了。撤去風船は50個以上になりました。