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装備について

最も特徴的なものは、3本のカウズテールです。11mmのダイナミックロープでハンドルアッセンダーやセカンドバックアップに接続します。
ロープやノットが衝撃を吸収するので、ショックアブソーバーとしての効果が期待できるからです。
カウズテールに接続して使用できるロープアクセス用フォースアレスト器具は、限定されていますので、必ずメーカー仕様書を確認してください。
例)RED・CATCH・GOBLIN・Duck /etc.
 ① ヘルメット
 ②  フルボディーハーネス
 ③  チェストアッセンダー(クロール)
 ④  ハンドアッセンダー(アッセンション)
 ⑤  下降器(ID・RIG)
 ⑥  フットループ(左右)
 ⑦  バックアップ(アサップ)+アブソービカ
 ⑧  セカンドバックアップ(Catch/Red/Goblin/Duck)
   カウズテールの先端で使用できるもの
 ⑨  カウズテール左右(11mmダイナミックロープ)
   手が伸ばせる長さ
 ⑩  カウズテール中央(11mmダイナミックロープ)
   (カラビナを含み80cm以内)
 ⑪  オートロックカラビナ(トリプルアクション)
 ⑫  スクリューゲートORオートロックカラビナ
 ⑬  ショックアブソーバー(アブソービカ)
 ⑭  予備のカラビナ3枚
   
 ※  カウズテールの長さは、取り付けたカラビナの先
    端までの長さです。
 ※  上記は装備の一例です。メーカーは問いませんが
   EN規格に適合している事が条件です。
EN規格のロープアクセス用ヘルメットは、非常に強固に作られていますが、日本国内の「墜落時保護用」の規格認証を受けていない事が多く、国内で使用する場合、注意が必要です。
ロープアクセス用フルボディーハーネス。チェストアッセンダー(クロール)が組み込まれれているペツル社のハーネスは使いやすく、必須アイテムとなっている。
EN361:Personal protective equipment against falls from a height - Full body harnesses
    
EN813:Personal fall protection equipment - Sit harnesses 
    
EN358:ersonal protective equipment for work positioning and prevention of falls from a height - Belts for work positioning and restraint and work positioning alnyards
チェストアッセンダー(ペツル社:クロール)
直径 10~11 mm のロープに適合(ロープアクセスとして使用する場合)
最近ではクロール付きのハーネスを使用する事が多くなってきたが、通常のフルボディーハーネスに後からストラップを使用して取り付ける場合もある。取り付けホールの形がプリセットタイプに比べて大きくなっている。
ハンドルアッセンダー(ペツル社:アッセンション)
直径 10~13 mm のロープに適合(ロープアクセスとして使用する場合)
右用・左用があるが、どちらを使用しても良い。
下降器:ペツル社:ID 
直径 10~11.5 mm のロープに適合
最大荷重 250 kg までのロワーダウンが可能

逆巻き誤動作防止機能やパニック防止機能がついている、ロープアクセス用として最高ランクの安全性を誇るディセンダー。初心者からレスキューのエキスパートまで幅広く使用できる。
   下降器:ペツル社:RIG 
直径 10.5~11.5 mm のロープに適合
最大荷重 200 kg までのロワーダウンが可能


ロープアクセスのエキスパート向けにデザインされています。
逆巻き誤動作防止機能やパニック防止機能はついていないが、軽快な操作性が人気です。
フットループ:ペツル社:フットテープ/ルーピング(アブミ)

ハンドアッセンダーとセットで使用したり、エイドクライミングで使用します。
フットテープは長さ調整可能です。壁面への乗り込みやエッジでは、ルーピング(アブミ)を使用するので、用途によって使い分けます。 
 バックアップ(フォールアレスター 墜落防止機):ペツル社 (左)アサップロック  (右)アサップ
アサップロック:カラビナをはずすこと無く、ロープにセットできる。ボタンで位置を固定できる。
ショックアブソーバーのアズソービカと併用して使用します。
ショックアブソーバー:ペツル社 アブソービカ L57
バックアップ装置と身体との距離をとりたい場合に使用します。必ずバックアップ装置のメーカーの指定のものでなければなりません。アブソービカは、アサップ・アサップロックを使用したロープアクセス作業にうまく適合しています。取り付け用のカラビナは、メーカー指定のオートロックタイプを使用します。
アブソービカは、通常使用時は一人用ですが、レスキュー作業時には2人分の使用に耐える設計となっているため、IRATAでは必須アイテムとなっています。
セカンドバックアップ(フォールアレスター 墜落防止機):80cm以内(カラビナ含む)のカウズテール(ダイナミックロープ)の先につけて使用できるものは、限定されています。
RED(ISC)/CATCH(DMM)/DUCK-R(SAFE-TED)/GOBLIN(CAMP)
カラビナ:(左)オートロック式 (右)スクリューゲート式
バックアップ装置や下降器等用には、ロック忘れを防止するため、出来るだけトリプルアクションのオートロック式を使いましょう。