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◎受験資格は?
Level1はだれでも受けられます 注1)原則として18歳以上なら、年齢・性別・経験は必要ありません。はしごを登る事ができる程度の体力があればだれでも受講できます。個人装備も全てトレーニング場に備え付けのものを利用できます。
Level1を取得すれば、順次レベルアップ可能です。 -
◎どこで受講できますか?
関西では、兵庫県加古川市で国際検定を開催していますIRATA国際メンバーカンパニーであるトーアス㈱が主催して年6回程度国際検定を行っています。 -
◎費用は?
最低4日間のトレーニング+検定で15~16万円です各レベル供に、3年毎の更新が必要です。トーアスでは5日間トレーニングします。
ステップアップも同じ費用・同じ日数のトレーニングが必要になります。カード払い分割払いも可能です。 -
◎装備は必要ですか?
装備は全て会場にあります ロープアクセスに必要な装備は全て会場にありますので動きやすい服装があれば、受講できます。
※個人装備の持ち込みも可能です。 -
◎試験内容は?
実技試験と筆記試験があります 実技と力学・ロープアクセスの知識などです。筆記・実技共に講習中に覚えた内容が出題されます。
Level1は、ロープアクセスで必要な装備の強度や安全に対する基本的な考え方などの基本的な問題となっており、決して難しいものではありません。
Level3では、レスキュー計画・リスクアセスメントも重要な試験課題となっています。 -
◎国内法との関係は?
国内法は全て準拠しています IRATAロープアクセスの装備と技術は、労働安全衛生規則で規定されている「ロープ高所作業」(ライフラインの使用)に該当するため、実技については全く問題ありません。
講習初日に「特別教育」を受講していただくため、受講後は国内でも有資格者としてロープに懸垂して行う作業「ロープ高所作業」を行うことができます。海外においても、IRATAライセンス保持者としてロープ高所作業ができます。
ISO22846-1/2に完全準拠した世界最高のロープアクセス技術です。 -
◎レスキュー技術は?
世界最高水準のレスキュー技術があります。 IRATAのレベル2/レベル3はレスキュー技術がメインとなります。ロープ上で動けなくなったパートナーをたった一人のテクニシャンで迅速に救出するノウハウは、世界最高水準です。レベル2/レベル3テクニシャンは70kgの重さを一人で最低6m引き上げる能力が要求されます。(倍力システム)
EU圏内では、消防レスキューの標準基礎技術としてIRATAテクニックが採用されています。 -
◎国際規格は?
国際規格ISO 22846-1/2完全準拠しています IRATAロープアクセス技術は、ISO22846で規定された安全基準を全てクリアーしているため、ロープアクセスの国際標準技術となっています。
「2ロープ・2ポイント」が絶対原則です。いかなる場合でもバックアップがあることがISO22846で規定されています。
IRATA ICOP(IRATA服務規定)より抜粋
2.3.1.3
ロープアクセス技術者は、身体的適性が必要であり、高所で安全に働くことを妨げる要因があってはならない。忌避すべき要因は以下の通り。
a) アルコール、薬物中毒
b) 糖尿病(高血圧、低血圧)
c) てんかん、発作、失神
d) 高所恐怖症
e) めまい、バランスの悪さ
f) 心臓病、胸の痛み
g) 高血圧、低血圧
h) 手足の損傷
i) 背中の痛みなど、筋骨格のトラブル
j) 肥満
k) 精神疾患